件数は少ないもの、残念なことに包茎手術でトラブルになってしまう人もいます。安心して手術ができるよう、気を付けるべき5つのコトをまとめました
目次
1.包茎手術のトラブル件数
1-1毎年10件ほどトラブルは起きている。

昔よりは大分国の指導も入り改善はされているものの、包茎手術によってトラブルになる人が、毎年一定数はいらっしゃいます。包茎手術に関する危険事例として報告されているものは、5年で74人、1年では10人ほど。後述する割合を考えるとそこまで多いわけではないものの、一定数いることには変わりがありません。(引用元:独立行政法人 国民生活センター。たんに国民生活センターに相談として寄せられているものは、トラブルからは除いています)
その例を挙げると、多いものから順に①痛み(5年で39件)、②腫れ(5年で13件)、③出血(5年で12件)となっています。男性器そのもののが使えなくなってしまったり、感じなくなってしまったりといったものは少なくなっています。

1-2.ただし、年間の包茎手術の件数は約10万件。割合にすると0.01%と極小
正確な統計はないものの、年間の包茎手術の件数は約10万件ほどと推定されています(参考:年間の手術件数)。トラブルになる件数は、上述した通り約10件。割合にすると約0.01%ほどであり、これは他の美容整形の手術と比べても、トラブル割合は少ない方であるとは言えます。
1-3. 可能性は低いが、きちんと対応をすることが大切
よって可能性は低いものの、一定のトラブルは一部の病院では起きてしまっています。無用なトラブルを防ぐためにも、慎重に病院を選ぶことが必要です。
2. 包茎手術をする際に気を付けるべきこと
包茎手術で無用なトラベルを防ぐために、気を付けるべきことを国民生活センターがまとめてくれています。こちらを参考にしながら、管理人としても気を付けるべきポイントを5つ挙げます。
2-1. 施術内容を納得してから手術をする。即日手術は要注意
アンケートによると、即日契約をすすめられた人が多くいるそうです(管理人の場合は違いましたが)。即日契約だと、手術の内容をきちんと理解せずに手術することになりかねないため、要注意です。なるべく即日契約はやめましょう。
また手術内容だけではなくて、手術費用や、分割払いの際の手数料、解約料など、契約内容まで踏み込んで確認するようにしましょう。
2-2. 不要な手術は断る。分からない場合はセカンドオピニオンを取る
包茎手術の相談に行くと、さまざまなオプションを提示されて迷ってしまうと思います。内容を吟味したうえで、本当に必要なオプションを選ぶようにしましょう。管理人も5つのオプションを提示されましたが、うち2つは異なワりました。
とはいえ、1人では判断に迷うこともあるかと思います。その際は、2つ以上の病院にも行き、どのような手術内容が適切かアドバイスを聞きましょう(いわゆるセカンドオピニオンの取得です)。
2-3. イイコトだけでなく、リスクの説明も聞く
とうぜん手術によるイイコト(包茎が治る、亀頭が大きくなる、早漏が治る…)は病院ではたくさん教えてくれます。一方で、手術によるリスク(副作用や合併症、安定するまでの時間…)については、こちらから積極的に聞きに行きましょう。
2-4. HPの内容が適切でない病院は選ばない</h4
美容外科のHPの内容について、ガイドラインを厚生労働省が出しています。(医療機関ホームページガイドライン)。そこには、例えば虚偽報告はNG、患者さんの体験談はNG、誇大広告はNG、他の病院との比較はNG、などの基準が書かれています。
残念なことに、包茎手術を行う病院には、これらのガイドラインを遵守しきれているとは言えない病院が数多くあります。このガイドラインを遵守していないことが、直ちに悪い病院であると結びつくわけではありません。
ただ、このガイドラインを守っている病院は、少なくとも安心できる病院だということができるでしょう。
2-5. トラブルにあったら消費生活センターに相談
トラブルにあったら、早めに消費生活センターに相談しましょう。電話番号は188です。
3. まとめ
- 数は少ないながらも、包茎手術のトラブルは存在する
- トラブル回避のために、①即日出術は避け、②セカンドオピニオンを取り、③リスクの説明を聞き、④厚生労働省のガイドラインを守っていない病院は選ばないようにする。もしトラブルにあったら、⑤早めに消費者生活センターに相談する
- 結局どの病院が安全か分からない人は、↓の記事もお読みください
包茎手術自体は悪ではなく、個人的にはとても素晴らしい選択肢だと思います。なので、リスクを避けたうえで、正しくズル剥けになることをお勧めします!